勉強の効率超アップ!勉強をする前に知っておきたい学習のサイクル!

悩み人

新しいスキルを身に付けようと勉強しているけど結果がでない。

読書をしても本の内容が頭に残らない。

なにか効率の良い勉強法はないかな~

 

父ちゃん
この記事では、こういった悩みを解決します。

 

記事の内容
・効率よく勉強する方法
(スキルアップの勉強)
・覚えたことを忘れにくくする方法
・勉強で身に付けたことの質を最大限に高める方法

 

父ちゃん
この記事を書いた私は
会社員として働き
ながら自分の将来に不安を感じ自分のスキルを上げるための勉強をしました。
ところが
勉強をしても身につかない
成果が出ないで悪戦苦闘!
もちろん、成果が出ないので長続きしません😅
そんな私が使えるスキルを身に付けるために、勉強法を見直し結果が出るようになりました。
そのときに身に付けた勉強法を記事にします。

 

勉強の効率を上げるための学習のサイクル!

【図】学習のサイクル

 

みなさんはどのような勉強方法で学習をしていますか?

読書をするとき、『本を読むだけ!』になっていませんか?

本は読んだだけでは、本を読み終わった後に内容が頭に残っている割合は約10%だと言われています。

そうです、約90%は読んだ本の内容を忘れていることになり『本を読むだけ!』では非効率な読書になります。

もちろん読書以外も同じです。

 

ではどうすればいいか?

 

みなさん思い出してください。

面白い本やテレビを見たとき、家族や友達に内容を話したことがありますよね。

そのときの内容はすぐには忘れず『読んだだけ・見ただけ』のときに比べ長く記憶に残っていませんでしたか?

 

今から紹介する「学習のサイクル」は、覚えたことを人に教えれば長期記憶になりやすいことを利用します。

さらに、覚えたことの内容をレベルアップし使えるスキルにすることを目的とした勉強法になります。

 

学習のサイクル

 

学習のサイクル
①インプット
学習する情報を自分の中に入れる
『本や新聞を読む』
『テレビやネットを見る』
『経験する』
など
②アウトプット
自分の中にある情報を外に出す
『ノートに書く』
『人に話す』
『行動する』
など
③フィードバック
アウトプットの内容を他の人に評価してもらう
『身近な人に話す』
『ネットに投稿する』
など
④見直し
評価内容を基にアウトプットを改善する

父ちゃん
読書や勉強をしても内容を忘れてしまっては意味がありません。
学習のサイクルを習得し、効率の良い勉強を行います。

 

学習サイクルの各項目を解説!

【図】学習のサイクル

 

①インプット(Input)

 

悩み人
インプットってなに?

 

父ちゃん
必要な情報・知識・経験を自分の中にいれることです。

情報をインプットする環境づくり

 

日常生活の中で情報をインプットをする環境をつくっていきます。

 

日常でのインプット

朝起きて
・新聞を読む
・テレビでニュースを見る
・読書をする
・勉強
公共交通機関での通勤
・読書をする
・オーディオブックを聞く
自動車での通勤
・オーディオブックを聞く
・YouTubeを聞く(音声のみ)
帰宅後
・朝や通勤中の情報で気になったことを深掘り
・勉強
隙間時間
・ネット・SNS・YouTubeなどを利用し情報収集

 

など、日常生活でインプットをする時間を設けます。

無理をすると続かないので自分のペースに合わせましょう。

 

インターネットを利用するときの注意点
・すぐに情報が手に入り便利ではあるがその反面信憑性のない内容もあるので全ての情報を鵜呑みにするのは危険。
・時間をきめていないとついつい無駄に長くなり時間を浪費をしてしまう。

 

父ちゃん
インプットをする環境をつくるときは、習慣化できるように考えます。
66日間続けば習慣化すると言われていますので、目標は66日の継続です。
最初は短い時間でも継続することが大事です。
日常生活の一部として定着させましょう。

 

 

意識して情報に触れる

 

情報を無駄なくインプットするには、意識して情報に触れることです。

意識をしていないと情報がインプットされず見逃してしまいます。

 

例えば

外出したあと玄関の鍵を掛けたか不安になるけど思い出せなかった!

って経験はありませんか?

 

「もう年だから物忘れが・・・」ではありません!

 

思い出せない原因は無意識です。

無意識で鍵を掛けているので思い出せません。

情報も玄関の鍵と同じで、無意識で情報に触れると記憶に残りません。

せっかくのインプットのチャンス、勿体ないですよね?

意識しましょう!

 

父ちゃん
意識することで、今まで見逃してきた情報をインプットすることができます。
日常生活の中で、インプットをするのが当たり前になることが理想です。

 

②アウトプット(Output)

 

悩み人
アウトプットをする理由は?

父ちゃん
インプットで得た情報・知識・経験を外にだし記憶への定着率をあげることです。

自らの解釈を入れる。

 

解釈とは
文章や物事の意味を、受け手の側から理解すること。また、その理解したところを説明すること

 

インプットしたことに自分の解釈を入れる理由は、アウトプットの質を上げることです。

 

ビジネスでよく使うフレームワークの「空・雨・傘」で解説します。

 

「空=事実」「雨=解釈」「傘=判断」

解釈有無での違い
解釈なしの場合
・空を見て曇りのとき
「雲があるな(事実)」

と思うだけで終わります。

 

解釈ありの場合
・空を見て曇りのとき
「雲があるな(事実)」
  ☟
「雨が降るかも?(解釈)」
  ☟
「傘を持って行こう(判断)」
となり行動につながります。

 

「解釈をする」と「解釈をしない」では大きな差があるのが分かりますよね。

 

アウトプットに置き換えると

インプットしたことに解釈を加えることで、情報に付加価値を付け自分のものにすることができアウトプットの質が上がります。

 

人に教えるための要約をする。

 

人に教える要約をすることで
得られる3つの効果
①理解が深まる
インプットした内容を人に教えるには自分が理解していることが条件。
教えた相手からの質問があるかもしれません。
質問に回答できるように理解を深めます。
②内容の整理力が上がる
人に教えるには分かりやすく説明する必要があります。
説明の内容を考えているときに内容が整理されていきます。
③再確認で記憶率が上がる
人に教えることで、再確認ができます。
人に教える回数に比例し内容の定着率も上がっていきます。

 

Points

①自分の言葉に置き換える
②要約の内容は、小学生でも理解できる内容にする
③要約するときは思い出しながら要約をする

 

父ちゃん
自ら解釈した情報を要約し人に教えることで、記憶への定着率がぐっと上がります。
要約するときのポイントとしては、インプットしたことを思い出しながら自分の言葉にし要約することです。
思い出す(想起)ことを繰り返すことで、記憶が短期記憶から長期記憶へ変わり忘れにくくなります。
最初は難しいかもしれませんが、チャレンジをして自分のものにしましょう。

 

③フィードバック(Feedback)

 

悩み人
フィードバックを
受ける理由は?

父ちゃん
客観的に、自分の理解レベルと使えているレベルを知ることです。

 

アウトプットの質を上げておく

 

フィードバックを受ける前提として、アウトプットの質が高い方がフィードバックの質も高くなります。

 

例えば

アウトプットの質を50%でリリースすると、せいぜい60%のフィードバックしか返ってきません。

なぜか?

相手もアウトプットのレベルを見極めた上でコメントをするからです。

すこしでも高いフィードバックを受けるには、アウトプットの質を上げていく他ありません。

なので少しでも早くフィードバックを受けたいと思ったときでも、適当なアウトプットにならないように注意しましょう。

 

父ちゃん
フィードバックの質はアウトプットの質と比例します。
短い時間でフィードバックを受ける場合も、かぎられた時間内でできる最高のアウトプットを目指しましょう。

フィードバックの機会をつくる

 

第三者からフィードバックを受けるのは意外と難しいです。

そこで、「習慣化」や「ルール化」をします。

 

例えば

家族・友人・会社の同僚といったように気楽に話せる相手にフィードバックを受ける。

しかし、フィードバックを受ける相手が身近な人達だけではアウトプットのレベルが上がっていかない可能性があります。

そこで、ある程度アウトプットの質が高まってきたら、SNSやblogに投稿しレベルの高いフィードバックに期待する。

アウトプットの内容やレベルにより、フィードバックを受ける相手を決めましょう。

 

父ちゃん
メンター(助言者)を作るように心がけましょう。
メンターを探すのは難しいですが、いればフィードバックが受けやすいです。

 

④見直す(Review)

 

悩み人
なぜ見直すの?

父ちゃん
アウトプットした質を高めるためです。

 

PDCAサイクルを回す

【図】PDCAサイクル

 

悩み人
PDCAサイクル?
聞いたことないよ!

 

PDCAサイクルとは
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)の4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善すること。

ウィキペディア(Wikipedia)より

父ちゃん
では、PDCAサイクルを使っての見直し方を見ていきましょう!

 

PDCAサイクルでの見直し方法
Plan(計画)
改善内容により、インプットの追加やアウトプットに見直しなどのスケジュールを立てる
Do(実行)
インプットの追加やアウトプットの見直しを実施
Check(評価)
フィードバックを受ける
Action(改善)
フィードバックの結果を基に改善内容を決めPlanに落とし込む

 

PDCAサイクルには、スパイラスアップ「螺旋状に回転しながら上昇していく」と言う基本理念があります。

最初はうまくいかなくてもPDCAサイクルを回すことでアウトプットの質が向上していきます。

父ちゃん
PDCAサイクルでを回すコツは、小さく回すことを何回も繰り返すことです。

実践してみよう!

 

学習のサイクルの一連の流れは理解できましたか?

この記事で覚えたことは「インプット」になります。

「インプット」しただけでは短期記憶になるのですぐに忘れてしまします。

 

では早速、学習のサイクルである「アウトプット」をテスト形式で実践してみます。

下の問題に答えてください。

問1
「学習のサイクル」の4つの項目とは?
①インプット ②アウトプット ③フィードバック ④見直し

 

 

 

問2
情報に触れるときに注意すること
「意識して情報に触れる」無意識だとインプットされません

 

 

 

問3
インターネットを利用するときの注意点
①信憑性のない情報がある ②時間の浪費

 

 

 

問4
「事実→解釈→〇〇」〇に入る言葉は?
「判断」、解釈ができれば判断し行動に繋がります。

 

 

 

問5
人に教える要約での3つの効果
①理解が深まる ②整理力が上がる ③再確認で記憶の定着

 

 

 

問6
要約するときの3つのポイントは?
①自分の言葉に置き換える ②小学生でもわかる内容に ③思い出しながら

 

 

 

問7
「フィードバックは〇〇〇〇〇〇の質を上げます」〇に入る言葉は?
「アウトプット」アウトプットとフィードバックの質は比例します。

 

 

 

問8
PDCAサイクルの「P」とは?「D」とは?「C」とは?「A」とは?
「P」Plan(計画)、「D」Do(実行)、「C」Check(評価)、「A」Action(改善)

 

 

結果はどうでしたか、回答できましたか?

回答を間違ったとしても心配はいりません。

もう一度インプットして、少し時間を置きテストをします。

記憶の定着で重要なのは、思い出すこと(想起)です。

思い出すことを何回も繰り返せば長期記憶になります。

アウトプットは上記で行ったテストの内容を中心に、自分なりの解釈をしながら人に教えるように要約すれば完成です。

ポイントとして、「自分の言葉に置き換える」「思い出しながら要約をする」「小学生が理解できる内容にする」でしたね!

 

要約が完成すれば、その内容を気軽に話せる身の回りの誰かに話してみましょう。

そうです、フィードバックです!

人に話すことで、要約への理解度と使えているかのレベルが分かります。

さらに相手からのコメントと合わせ、要約をどう修正していけばいいか見えてきます。

 

最後の仕上げは見直しです。

「PDCAサイクルを回す」です!

フィードバックの結果次第では、「インプットを追加して要約を見直す」など行うことになります。

要約の質が上がってきたら、SNSやblogに投稿することにもチャレンジしましょう。

要約した内容がどんどんスパイラルアップしていきます。

 

まとめ

 

学習のサイクルはの解説は以上となります。

人により、勉強法は「合う」「合わない」があると思います。

しかし、今回紹介した「学習のサイクル」は、みなさんの行っている勉強法と組み合わせて使うことも出来ると思います。

参考にして頂ければ幸いです。

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